カイエンを購入した理由について(その5 カイエンに決めた理由)
候補に上がった4車種、メルセデス・ベンツ Gクラス(新型・旧型)、ランドローバー ディフェンダー110、ジャガー Fペイス、ポルシェ カイエンのうち一番最後に現車を確認しに行ったのがこのカイエンでした。
購入候補に上がった理由
- ポルシェであること
車好きとしては、やはりポルシェに乗ってみたいという気持ちがあった。
だいぶ昔のことだが、実家で父親が986ボクスター→996カレラ4→987ボクスターSとポルシェを乗り継いでいたこともあった。 - エクステリアデザイン
ポルシェファミリーらしいデザインで、モダンなところが気に入っている。 - 要件を満たしていた
四輪駆動、ACC(アダプティブクルーズコントロール)、大きな荷室という要件を満たしていた
試乗をしてみて
認定中古車で良さげな一台を見つけたので、ディーラーさんに連絡を取って訪問。
オプションカラーのビスケーブルーメタリックがイカしてる。
新しいカイエンが登場したときにイメージカラーとされていた色で、写真で見るよりも実物の方が数倍良い!
内装はブラックレザーでメモリー付きの14way電動、スポーツクロノパッケージとパノラマルーフ、ドラレコ、バックカメラ、リアエンターテイメントシステム、後席オートサンシェード、ソフトクローズドアまでついてオプションてんこ盛り。
さらに、ホイールは21インチ、アルミルーフレールとルーフボックスも付いてた。
もしかかしたら書き切れていないかもしれないが、オプション総額は300万円ほどとのこと。
ポルシェ、おそろしや……。
で、ドキドキの試乗。
乗り込んでドアを閉めた瞬間に「あ、イイものに乗ってる」と感じる。
どんな世界観を作るかいう思想のもとに、ドアの重さ、開閉音、遮音性、シートのかけ心地、などが全てチューニングされているように思う。
話は逸れるけど、メルセデスも世界観の作り方が上手で、ポルシェの「工業製品としての良いもの感」に対して「五感に訴える高級感」についてはやはり素晴らしいと思う。
実際に動き出してみると、脚周りははっきりと固いが嫌な固さではない。車重が2トン以上あるので、ピョコピョコする感じはない。
そして何よりも参ってしまったのは、そのハンドリング。
遊びがないわけでもなく、かと言ってダルなわけでもないのに、本当に思った通りに曲がる。
大袈裟にいうと、曲がりたい方向を見ていれば、意識的にハンドルを切らなくても車がそのまま曲がってくれるイメージ。
ブレーキも素晴らしい。
ポルシェのブレーキは宇宙一、とはよく言ったものだと思う。
本当によく効く。しかも減速のコントロールが思いのままなのだ。
そして速い。
スポーツクロノパッケージ装着車につき、0 - 100 km/h加速は5.9秒とのこと。
十分速い。速すぎる。
ノーマルカイエンの上にはGTS、ターボなどのさらに速いグレードが存在するが、ぼくにはこれで十分。
3リッターV6ターボは個性を主張するタイプのエンジンではないけれど、レスポンスも良いし回した時の音も悪くない。
全幅が 1,985 mm あることが懸念の一つだったが、背が高い上にハンドリングが良いため、思っていたより車両感覚がつかみやすい。
そして購入決定!
半年以上納期がかかる新車にするか、すぐ乗れる中古車にするかが最も大きな悩みどころだったが、半年待つより正規ディーラーの認定中古車でも良いかなと判断。
納車前点検のチェック項目はなんと111項目にも及ぶらしい!
さらに保証もしっかりしているので安心して乗れそう。
営業さんの知識レベルも素晴らしく、何を聞いても即答。
話していて楽しかったし、車好きとして信用できる方だと判断した。
お金の話
気になる方もいらっしゃると思うので、お金の話も。
いただいた見積もりでは総額1,000万円くらい。
現在の支払いは月々12万円ほど。
ちなみに、比較のためにマカンターボにも試乗させていただいた。
バリバリのスポーツカーだった。
あれはヤバい。